電球スピーカー Sony LSPX-103E26 雑感

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Photo by hyt.

電球スピーカー Sony LSPX-103E26 雑感です.

まずは結論から言うと,

機能と音は全く問題がないんですが,設置場所をよく考えておかないとダメ

です.

いまごろになってレビューなの?

本製品,現行品ではありますが,昨年6月発売なので,世に出て1年以上経っています.実は私が買ったのも昨年8月,すでに1年経っています.

ソニーさんのキャッシュバックでかなり安くなってたのと物珍しさにつられて,

E26 口金なので,どこかには使えるだろうな

との予測で買ったものなのですが,このあま〜い予想で買った結果が本記事の主な内容です.これ,同様の製品だとどれでも同じことが言えると思うので,備忘録として書いておこうと思った訳ですね.

音と機能

基本的に音と機能については全く文句はありません.

私はあまり耳が良くないので,音にこだわりもないんですが,少なくともノートPCのスピーカーなんかとは比較できないくらい良い音ですし,あと,これは感覚的なものですが,

聴き疲れしないやわらかな音

の製品です.ホント BGM に向いているスピーカーだなと.

機能の面も基本的に全く問題ない.

少なくとも手持ちの機器(少なくとも十数の機種で試しています)でペアリング失敗したことないですし,非常に安定して使えますしね.あと専用リモコンが付属するのもとても良い.音量の調整とか曲を飛ばすとか光量の調整とか即座にできますしね(わざわざスマホのアプリ立ち上げるの面倒).

もちろん,全く問題がないわけじゃないです.

まず,調光機能ですが,基本的な色はともかく,赤とか青とかは全く使わないですし,リモコンの電池は見ての通りボタン電池でさすがに予備がいつも家にあるようなものじゃない.

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逆に言えば機能的にはこれくらいしかツッコむところがないくらい良く考えられた製品な訳です.

しかし設置場所の選択は難しい

しかし,本製品,設置場所はかなり限定される(特に一般家庭の場合)と思った方が良いと思います.

本製品,E26口金です.これ,非常に一般的なものなので,どの部屋でも使えそうな感じがするかも知れませんが,意外とそうでもない.我が家は一般的な建売の一戸建てなんですが,各部屋の電灯は,

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みたいな感じ.つまり,使われているものは蛍光灯の形のものか E18 型金のものが圧倒的に多いです.

もちろん,E18 を E26 に変換するソケットは安価に売られていますし,それを使えば確かに取り付けることはできるんですが,このやり方で取り付けると非常に見た目が悪くなり(少なくとも我が家では)奥様から怒られかねません(実際怒られました).

また,電灯がE26口金の場合も,

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の場合には問題があります.上の例の場合は見ての通りカバーが邪魔になる訳です.そして下の例の場合,一見,問題なく取り付けられるような感じがしますが,実際取り付けてみると,

電灯が傾きます!

理由は簡単で,本製品,普通の電球に比べるとかなり「重い」です.

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だから,この写真の様な複数の電球を取り付けないといけないものの場合は,バランスが取れる様に製品を配置しないといけないんですが,もちろん1個だとそれは不可能です.

つまり本製品,問題なく取り付けられるのは,

  • まっすぐ1本の線の先にE26型金がまっすぐぶら下がっている

もしくは,

  • E26電球を使う照明器具で,天井に直接それが固定されている

のいずれかの場合だけになります.となると,一般家庭だと,システムライトが使われているくらいじゃないとダメ.

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ちなみに,我が家の場合,上の条件にあう照明は,

  • トイレの照明
  • スタンドライト

しかなくて,さすがに一般家庭でトイレでBGM流すってありえませんから,スタンドライトで使うしかなくなってしまいました.

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う〜ん,Sony さんの製品ページ

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でも使用例はスタンドが多いですしね.一般家庭だと初めからこのつもりで買うべきものなのかも知れません.

まとめ

本製品,使ってみて思ったんですが,一般家庭ではなくて,店舗向けの製品だと思った方が良いと思います.

店舗だと,実際,システムライト使ってるとこ多いですし,また,店舗で流される音楽ってあくまで BGM です.また,トイレでなにかしらの音楽流してるところも多いです.

逆に言うと,このような BGM を流すためにトイレとか店舗とかの適当なところにスピーカー,配線埋め込みの工事を事前に行なう必要があったのが,それが必要なくなる,というのが本製品の最も効果的な使い方なんだろうと思います.なにせ埋め込み工事ってそうカンタンにできませんし,費用も相当にかかりますしね.

もちろん現時点の機能だと,大きな店舗とかで一斉に同じ曲を流すとかには使えませんが,これも Bluetooth か何かで製品同士が連携するみたいな機能(どっかで聞いたことあるなぁ……確か 完全ワイヤレスイヤフォンの

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の左右が切れにくくなった理由がそうじゃなかったっけ)があれば完全ではないですけど解決できそうな気がするんですが…….まぁ,Blutooth の帯域って意外と混んでるので,実用的ではないのかも知れません.

以上!

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