SMR な HDD で記憶域パリティ備忘録

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Photo by IT-STUDIO.

SMR な HDD を使って Windows 8 からサポートになった記憶域スペースのパリティドライブを構築してみた備忘録です.SMR な HDD の書き込みの遅さは色々なところで見るのですが,束ねてみたらどうなるのだろうということですね.

なお,今回はパリティしか試していません.その他のシンプルやデュアルパリティなどの場合はまた後日試して追記しようと思っています.

構築環境は以下の通り.もちろんお仕事用で,仮想マシンやら何やら最悪消えても良いけれど整理が面倒なもののバックアップ用として構築しました.あまりお金を掛けたくなかったので HDD とケースだけ買ってあとは手持ちのものを再活用です.

PC本体とは eSATA ボードを用いて SATA 接続されており,4台の HDD は SATA のポートマルチプライヤ機能を用いて認識されています.なお,この構成で非常に安定して使えているのですが,エアリアの eSATA 拡張ボードには eSATA ポートが2つあり,これを両方ともに使うと突然不安定になります.これは他の PC で,しかも同じ型番の別のボードで試しても同じです.本ボードについては1ポートしか使えないと思った方が良さそうです.

記憶域スペースについては

などをご覧ください.まぁ要するに Windows で使えるソフトウェア RAID + α な機能の(ことだと私は思っている)ことなのですが,今回作成した「パリティ」は RAID-5 相当です.回復性と容量を両立させる選択肢ですね.

で,まずは構築してしばらく使っての感想なんですが,

遅い!!!

です.約3テラのデータを書き込んでみましたが,平均して 12MB/s~13MB/s の速度しか出ません.それも激しく書き込み速度が上下します.遅いときは1桁台の速度です.

もちろんこれは SMR 方式の HDD の特徴であることはあらかじめ分かっていたのですが,今回は4台を束ねて分散して書き込まれるので少しは緩和されるかな…と期待したのですが4台位だと全く効果がありません.単体で使っているのとほぼ変わらない使い心地です.結局,手持ちのデータの移動を終えるのに約1週間かかってしまいました.

書き込んでしまえば読み込みは速いです(200MB/s 近くでます)し,これからは一度にそんなに多く書き込むことは無いので問題は無いのですが,やはり最初にとても時間が取られてしまうのは結構ストレスです.まぁしかし,私の場合は,完全にバックアップ目的,かつ非常に広大な回復性が担保された保存領域を安価に確保できた,ということでまぁ満足しています.

HDD が壊れた場合の交換のことは…今のところ考えないことにしています.

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