Century USB-Serial troubleshooter 雑感と覚書

Apple
Photo by hyt.

Century USB-Serial troubleshooter 雑感と覚書です.Amazon の商品ページは以下の通り.

Bitly

これはなに?

Century からつい最近(1月くらい前?)に発売された

USB の機器と PC 本体の間に噛ませることで,USB の強制的な取り外しと再接続を遠隔から行うことができるようにするアダプター

です.

商品名が USB-Serial troubleshooter で,型番は CT-3USB1HUB,発売は Century

株式会社センチュリー
センチュリーでは国産ドローンや緊急地震速報等の防災関連製品、HDDケースや小型モニタ等のPC周辺機器、モバイルバッテリー、電子雑貨機器等の開発、製造、販売など幅広い製品・サービスを提供しています。

なんですが,なぜか Century のサイトを見ても製品の情報がありません.CENTECH という耳慣れないサイトに製品情報とマニュアルが公開されていました.

CENTECH | CENTECH Support page

この CENTECH マーク,

(株)センチュリーにて客先委託開発,製造業務を主とした部署(企画開発室)がオリジナル商品として独自に企画開発した製品に付けられます.

だそうで,どうも内部の部署が企画したマニアックな製品という位置づけらしい.IO-DATA の玄人志向みたいな関係らしい.

なお,本製品は USB3.0 に対応した1ポートのみの製品ですが,製品サイトを見ると,新たに4ポートの CT-USB4HUBV2,ReTRYHUB

[CT-USB4HUBV2] ReTRYHUB | CENTECH

もあるっぽいです.

開封の儀

まぁいちおうどんなパッケージなのかと,製品の外観の写真を以下に示します.

Bitly

まずパッケージですが,いわゆるブリスターパックで,開けにくいので私はあまり好きではないです.本製品の場合は周りが圧着ではなくホチキスで止められているだけなのでまだマシですが,本製品を買うような人指名買いのハズなので,家電量販店に展示しやすい形にする必要はないと思います.正直もっと簡素な紙箱とかでも良いと思います.

Photo by hyt.

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中に入っているのは本体と製品紹介の紙だけです.そう.マニュアルは入ってないんです.製品紹介の紙に

CENTECH | CENTECH Support page

にマニュアルがある旨の記述があるだけです.

製品本体は以下の通り.ぱっと見た目 USB-A 端子の USB メモリにしか見えません.一応 USB3.0 に対応しているらしい.

Photo by hyt.

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そうそう.お値段は4,500円くらいです.まぁ,特殊な用途のものですし,そんなには安くないですね.

使い方

まず接続の仕方ですが,本製品を PC 本体に挿し,本製品に強制的に取り外しと再接続をさせたい USB 機器を挿すだけです.すると本製品は USB Serial 機器と認識されるはずですし,本製品に接続した機器は普通にすぐに PC から認識されるはずです.

Windows 10 のデバイスマネージャーから見ると,「ポート COM と LPT」に「USB シリアルデバイス (COM*)」(*は適当な数字)のように見えます.特にドライバー等をインストールする必要はありません.

本製品,Windows 8.1/7 で利用する場合は専用のドライバーが製品サイト

[CT-3USB1HUB] USB-Serial troubleshooter | CENTECH

にあります.いまさら Windows 8.1/7 なの?と一瞬疑問に感じましたが,本製品を必要とするような場合って USB が古くてイマイチ相性良くない……みたいな場合とか,人がいなくて遠隔地から強制的に USB を再接続させたいなどの場合で,こういう場合,使用機器が古いのあるいみ普通なので,古くてもドライバー提供があるのはある意味製品の性質を考えれば自然な訳です(製品マニュアルのほとんどはこのドライバーのインストールの説明です.Windows 10 とかの場合は最後の第4節と第5節のみ見れば良い).

さて,本製品,実際に USB 機器の取り外しと再接続をどのように制御するのかと言うと,漢らしく,

ホストPCから Serial 経由で制御

します.

製品マニュアルだと TERATERM を使った説明になっていますが,その際の設定は,

  • COM*ポートを選択する(*はデバイスマネージャーで調べる)
  • 送信を CR+LF とする.
  • ローカルエコーを選択する.

です.なお,通信の仕様は,ドライバから見る限り

  • 速度: 9600bit/s
  • データビット: 8
  • パリティ: なし
  • ストップビット: 1
  • フロー制御:なし

っぽい.あと注意ですが,

実際接続しても命令(たった3種類)打たないと何も表示されない(ログインメッセージとかそんなのない)

です.命令は以下の通り.

  • 現在の状態の取得
    PW=?
    返値
    PW=0: ポート電源オフ
    PW-1: ポート電源オン
  • 電源制御
    PW=0: ポート電源オフ
    PW=1: ポート電源オン
    帰値
    OK: 正常終了
    ERROR: エラー

と言うことで,Serial 接続のとこさえクリアできれば使い方に迷うようなことはありません.

製品雑感

と言うことで,刺さる人には刺さる製品です.

私の場合は仕事で使っている古い DELL のワークステーション T3600,なぜだか再起動すると認識しなくなる USB 機器を再認識させるのに使っているのですが,本製品買うまではWindows Update の度に置いてある部屋まで行って USB の電源入れ直してました.あと出張のときは同僚に頼んで USB の電気入れ直してもらってましたが本製品を使うことでこれが遠隔からできるようになりかなり気が楽になりました.

あと妙な専用ソフトじゃなくて Serial で制御というのも良い.OS 選びませんからね.

なお,私の場合は本製品できちんと USB の再認識がうまくいくのですが,機器によってはうまくいかないこともあるらしく,その場合は本製品でポートの接続を切り,さらに USB の電源を入れ直す必要があるらしいです.電源の入れ直しはスマートプラグを使えば良い訳ですね.

以上!

 

 

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