prezto で定義済みの osx 向け alias 備忘録

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prezto で定義済みの osx 向け alias 備忘録です.

シェル zsh の便利な設定をまとめて導入可能な prezto に初めから定義されている osx 向け機能の備忘録です.なお,prezto の元ページは,

GitHub - sorin-ionescu/prezto: The configuration framework for Zsh
The configuration framework for Zsh. Contribute to sorin-ionescu/prezto development by creating an account on GitHub.

です.もちろん使い方の説明は元サイトの

https://github.com/sorin-ionescu/prezto/tree/master/modules/osx

に載ってるんですが,イマイチ分かりにくかったので少し追加でメモしておきます.

使う前の準備

~/.zpreztorc に以下のオマジナイが要ります.

...
# Set the Prezto modules to load (browse modules).
# The order matters.
zstyle ':prezto:load' pmodule \
....
  'tmux' \
  'osx' \
  'homebrew' \
...

要するにモジュールが読み込まれてないといけないわけですね.

使い方

Alias として定義されているのは以下の2つです.

  • cdf:
    有効な現在の Finder のディレクトリに cd (change directory) する.
  • pushdf:
    現在の作業ディレクトリをキューに追加し,有効な現在の Finder のディレクトリに移動する.

有効な現在の Finder ってのが分かりにくいんですが,これは,MacOS の Finder で開いているディレクトリのことです.例えば,Finder で,Documents フォルダを開いてる,なんてときのことみたいです.pushdf の逆,つまり,作業ディレクトリに戻りたい場合は,普通に popd ですね.

Functions として定義されているのは以下の9つです.

  • mand:
    Dash.app という開発者向けのマニュアルを引くコマンドみたい.ただし,Dash.app がインストールされてないとダメです.
  • manp:
    マニュアルを PDF 化したものを Preview.app で表示する.
  • pfd:
    有効な現在の Finder の PATH を表示する.
  • pfs:
    現在のFinderのなかで選択されているファイル(フォルダ)を表示する.
  • tab:
    Terminal で新しいタブを開く.
  • ql:
    Quick Look でプレビューする.
  • osx-rm-dir-metadata:
    カレントディレクトリ以下にある .DS_Store, _MACOSX ファイルを削除する.
  • osx-ls-download-history:
    MacOS でダウンロードしたファイルの履歴を表示する.
  • osx-rm-download-history:
    MacOS でダウンロードしたファイルの履歴を削除する.

です.実は,.DS_Store を削除するために適当なスクリプトをでっち上げようかと考えてたんですが,実は今まで使ってた prezto にすでに定義してあったと……全く気がついてませんでした.

あと,Quick Look ってのも知らなかった.単にファイルを選択して,スペースを打てば中身をアプリケーション開かずに確認できるって機能なんですね.これをコマンドラインから使うのが ql だそうで……これも知らなかった.

と言うことで,ボチボチと活用していきたいと思います.

以上!

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