DietPi インストール備忘録

Photo by hyt.

はじめに

以前御紹介した PINE A64+

今日は2018年1月3日です.まずは,ご挨拶から. あけ...

ですが,標準的なインストールイメージだと,5回に2回程度は再起動に失敗してしまいます.何回か電源を入れ直せば起動するので,これまでだましだまし使ってきたのですが,色々見てると DietPi の出来が良いとのことで導入してみた備忘録です.

なお,確かに DietPi だと再起動に失敗はしませんが,

初期状態だと HDMI 経由では何にも映りません.

私の用途だと,Headless 運用なので,気にはなりませんし,映るように設定を変更してもいないことに御注意下さい.

SDカードへのイメージの書き込み

DietPi の元ページは以下の通り.

ダウンロードから所有している SBC を選んで(今回は Pine A64 用の「DietPi_PineA64-ARMv8-Stretch.7z」)ダウンロードします.Debian の Stretch ベースみたいですね.

7z 圧縮なので,7-zip 辺りを使って展開すると,OS のイメージ「DietPi_v6.14_PineA64-ARMv8-Stretch.bin」が出てきます.これを前回と同様 Ether を使って書き込みます.なお,Etcher の元ページは以下の通りです.

初期設定

ヘッドレスでの導入となります.初期設定は,SDカードのFAT32でフォーマットされたパーティションにある dietpi.txt で行います.今回は

  • 有線LANに適当な固定アドレスとゲートウェイ,DNSサーバーを設定

のみを実施しました(以下の Enter your Static Network details below, if applicable 部分を参照).内容は以下の通りです.設定できる項目がコメントで記述されています.

初回起動

SDカードを Pine A64+ に挿入し,Ethernet ケーブルを接続し,電気を入れると,30秒くらいで,ネットワークの口のLEDが点滅を始めます.この状態で,適当な端末から,ssh で,

のように接続します(要するに初期IDとパスワードは,root/dietpi).すると,ライセンスに関する画面が表示され,<OK> を選んだ後,

の様な「Dietpi-Software installations」と「新規ユーザー」のための初期パスワードである「DietPi」を変更するか否かの選択画面が出てきます.ただし,注意点として,

ここで設定するパスワードは /DietPi/dietpi.txt に暗号化なしで保存されるので,WEBサービス用のパスワードなどとは違うものにせよ!

とのこと.とりあえずここは,<Cancel> を選びました.すると今度は,

初期設定で作られるユーザーである root と dietpi のパスワードを「dietpi」以外にするかどうか尋ねられます.これはこの時点で変えた方が良いのだと思いますが,とりあえずここも <Cancel> を選んで後回しにしました.

するとアップデート等の作業が行われたのち,

ハードウェアとか設定とかの統計情報を dietpi.com に送るかどうかの選択画面が出てきます.現状は,

を見れば分かるらしい.まぁタダで使わせてもらってるのだから今回は協力するを選んで次に進みます.少し待つと,

のように再起動を促されます.再起動後設定の続きが行われる旨の記述があることに注意する必要があります.

再起動(1回目)

再起動できたころを見計らって,ssh で接続しに行くと,key が違うというエラーが表示されてしまいました.どうも初回起動時に ssh のキーを作り直しているっぽい.仕方がないので,

のように前のキーを決してから接続すると,再びライセンス同意画面が表示された後,

のような設定メニューが出てきます.ここで,DietPi-Config を選ぶと,

の様なメニューが出てくるので,今回は最低限の項目として,

  • 5  Language/Regional Options → Locale → ja_JP.UTF-8

  • 5  Language/Regional Options → TimeZone → Asia/Tokyo

  • 6  Security Options → 2  Change hostname → 適当なhostname

を選ぶと,再び再起動を求められました.

再起動(2回目)

再接続して設定を続けます.

現れるメニューから Software Optimized を見ると,デスクトップ環境だ何だと色々インストールできるみたいですが,今回は見送り,Install を選ぶと,

の様に最小セットアップで良いかどうか尋ねる画面が出てきます.<OK> を選ぶと,またまた再起動します.

再起動(3回目)

再び再起動し,接続してみると,

の様に表示されて,どうもこれでインストール完了のようです.

なお,dietpi-launcher を起動してみると,

の様にソフトのインストールとかバックアップとか色々できるようになっています.ソフトのインストールを行う

  • DietPi-Software

を選ぶと,再起動(1回目)で使ったメニューが出てきます.また,ファイルシステムは

の様になっています./tmp とか /var/log とかは tmpfs 扱い(一時ファイル扱い)となっているんですね.

おわりに

DietPi,CentOS とか Ubuntu とかとはかなり感覚が違いますが,これはこれで非常に良く出来ています.GUI ではなく,CUI でよくここまで作り込んでるなぁ……と感心しました.

入れてしまえば Debian なので,DietPi のパッケージに無いものは,apt で普通に入ります.また,初めからきちんと SBC であることが考慮され,さらに,監視系のコマンドやお掃除系のコマンドもメニューから選んで起動できるようになっていてとても使い易いです.また,Headless でインストールできるというのも好印象です.

あまり日本語のページが見つからないのが少しハードルが高く感じる人も多いと思いますが,慣れればとても使い易いディストリビューションです.

以上!

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