POP!_OS 21.10 を Raspberry pi4 に入れてみた雑感

Photo by hyt.

POP!_OS 21.10 を Raspberry pi4 に入れてみた雑感です.

いつもの通り結論から言えば,

POP!_OS 動かすには Raspberry pi4 はパワー不足で実用にはならないなぁ……

ですかね.

POP!_OS って?

Linux で動く PC を販売している System76 が作っている Linux のディストリビューションの一つです.

System76 computers empower the world's curious and capable makers of tomorrow

ver. 表記から見てすぐにわかる人もいると思いますが,Ubuntu ベースで,最近すごく人気があるらしい(DistroWatch.com のランキングだと今日時点で第5位ですね).

News and feature lists of Linux and BSD distributions.

OS 名から想像できる通り,画面の見た目は POP な感じなのですが,この POP!_OS が ver. 21.10 の Raspberry pi4 のイメージを公式に提供してくれるようになりました.最近 Raspberry pi4 遊んでますし,POP!_OS 試してみたことないので,ちょっと試してみたわけですね.

インストール手順

インストール手順は Raspberry pi の通常の手順と変わりません.img ファイルをダウンロードしてきて Raspberry Pi Imager を使って SD カードに書き込めば良いだけです.

img ファイルは以下のサイトから DOWNLOAD をクリックし,RAS PI 4 を選択すれば落ちてきます.

Imagine an OS for the software developer, maker and computer science professional who uses their computer as a tool to discover and create. Welcome to Pop!_OS.

ただし,xz 形式で圧縮されているので 7-zip あたりを使わないと解凍できないですし,ダウンロード容量が大体2.5GB,解凍時の容量が8.5GBくらいなので,SD カードは少なくとも16GB以上の,しかも書き込みの速いものを使わないとダメです.

私の場合は 32GB の Lexer 1000x というカードを使いました.

あとは Raspberry pi4 に SD カードをセットし起動すれば GUI の初期設定画面が現れます.GUI の初期設定画面は,

  1. Welcome!
  2. Typing(キーボード選択)
  3. Network(WiFi アクセスポイントの選択)
  4. Privacy(位置情報の取得許可)
  5. Time Zone の選択
  6. Online Accounts の設定(Google アカウント等の設定,Skip 可能)
  7. About You(ユーザー名とアカウントの設定)
  8. Set a Password(パスワードの設定)
  9. All done.

の順です.基本的に画面指示に従えば良いだけで迷うようなところはありませんが,2 の Typing で日本語キーボートを選ぼうとすると何故だか固まってしまうので,とりあえずデフォルトの English のままインストールを進めました.

再起動後,ログインすると今度は,

  1. Welcome!
  2. Welcome to Pop!_OS(Dock の選択)
  3. Configure the Top Bar(Top Bar のボタンの選択)
  4. Open and Switch Application from Launcher(CTRL ボタンとの組合せの紹介)
  5. Use Gestures for Easier Navigation(マルチタッチの紹介)
  6. Appearance(Light と Dark の選択)

の順で設定(案内?)が行われました.

なお,この時点では画面の表示はもちろん全て英語です.もちろん IME なんかも使えませんし,キー配置も英語キーボード配列です.しかし,これについては「設定」アプリから日本語をインストールし,再起動するだけで適切な設定に切り替わりました.

POP!_OS on Raspberry pi4 雑感

初期設定済ませて言語設定さえすればそのまますぐ使える状態になりますので,OS の完成度はすごく高いと思います.しかし,じゃぁこれ日常的に使えるかと言われると……Raspberry Pi4 だと動作が緩慢すぎて正直かなり厳しい.

とにかく何をやるにしてもワンテンポ,ヘタをするとかなり長時間の待ちが生じます.特にストレージへの書き込みが厳しい.もちろん USB 接続の高速なストレージを使えばある程度は改善されるでしょうし,実際,POP!_OS の推奨も USB3.0 接続のストレージにインストールなのですが,Raspberry pi4 をシンプルに運用するのに USB3.0 接続のストレージは向きませんし,USB 3.0 にしたからといって常用できるほどの軽さにはどうみてもなりそうにない.

あと,POP!_OS21.10,Ubuntu 21.10 ベースなだけあって,有利数倍(150%とか125%とかの)スケーリングを選べます.しかし,これも(少なくとも Raspberry pi4 だと)動作が緩慢すぎて全く使い物にならないです.いまのところは等倍か2倍スケーリングしか使えないと思っておいた方が良いと思います.

と言うことで,POP!_OS on Raspberry pi4 ですが,いまのところはストレージ的にもディスプレイ的にも常用するのは無理な感じです.やはり,Raspberry pi,いまのところは Server 的な使い方を前提として使い方考えた方が良いと思います.

以上!

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