Anker Powerconf 雑感と備忘録

Photo by hyt.

Anker Powerconf 雑感と備忘録です.

いつもの通り結論から言うと,

高級感ありなのにお手頃価格ないかにも Anker な会議用スピーカー

だと思います.

購入動機とお値段

もちろんコロナ肺炎が理由です.出張は軒並みキャンセルとなり,電話とか WEB 会議とかのやりとりだらけになり,複数人で話すことも多くなったことから,スマホとか PC スピーカーとかだと少し辛くなってきたので,少しでも聞きやすい方が(特にお仕事だと)とっても助かるので,購入してみました.

お値段は12,000円程度です.競合は YAMAHA のYVC-200W とか eMeet のOfficeCore M2 とかだと思いますが,御値段はその大体半分くらいです.

eMeet の製品は使ったことないのですが,YAMAHA の YVC-200W は2ヶ月ほどお借りして使ったことがありますので,半額(以下)のお値段でどんなもんなのかというのが興味ありなところだと思います.

製品の仕様

製品の概要は以下の通りです.使ったことのある YVC-200W との違いがある部分について主に記します.

まず,本製品の方が仕様上上回っている部分は,

  • USB-C での充電(YVC-200W は microUSB)
  • Bluetooth 5.0 対応(YVC-200W は 4.2)
  • USB-A で電源供給可能(5V 2.1A)
  • 8人 (YVC-200W は4人)

あたり.逆に,YVC-200W が本製品より優れているのは,

  • NFC 対応
  • ヘッドセット端子あり

な部分です.あと,YVC-200W の方は(多分) ヤマハ独自の音声処理技術が搭載されているってのも特徴だろうと思います.なお, YVC-200W の製品ページ見てて気がついたんですが,YVC-200W って API 公開されてるんですね.と言うことで,自社ソフトウェアと組み合わせた動作なんてものを実現できる可能性があるみたいですね.

開封の儀

以下届いた直後の状態です.パッケージはいかにも Anker な感じです.と言うか,かなりシッカリとしたお金のかかってそうなパッケージです.

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磁石(多分)で蓋が閉まる様になっていたところもワイヤレスイヤフォンの Soundcore Liberty Air なんかと同じ感じですね.個人的にはとても良いと思います.

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付属品は以下の通り,本体と専用のケースと説明書,保証書だけです.充電用のアダプターどころかケーブルさえ付属していません.USB-C で汎用的なものなので,持ってるでしょ,ってことだと思います.私個人としてはこれで良いのですが,困る人もまだいるんじゃないかな〜と思いますが,どうなんでしょうかね.

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製品本体の外観は以下の通りです.

まず,端子を接続する部分は1箇所にまとめられています.USB-C(充電,USB接続用),USB-A(本製品をモバイルバッテリーとして使うため)とラインアウトです.注意しないといけない部分は,USB-A の端子はあくまで外部機器に電源供給するためのもので,PC 等と USB 接続するためのものではないことです.つまり,USB-A しか持ってない PC 等と有線接続して使うには USB-A to USB-C ケーブルが必要です.

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底面は滑り止めのみ.

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接続端子と逆の面には,電源ボタン(2秒程度の長押しで起動)と Bluetooth ボタン(これは短く押すだけで良い)とそれぞれに対応する LED が配置されています.

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また,上面には,音量調整,受話,多機能ボタンと中央にミュートボタン,そして,それを取り囲む様にステータスLEDが配置されています.

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使いやすい位置にきちんと必要なボタンが配置されているにも係らず,非常にシンプルかつかなり高級感のある見た目で,この点については倍以上の価格の YVC-200W を大幅に上回っていると思います.

なお,重さは YVC-200W が 280g に対して本製品は 340g とかなり重いです.しかし,バッテリー容量が 6,700mAh と下手なモバイルバッテリーを大幅に上回っていますし,実際,モバイルバッテリー代わりに使えるので,これ込みの重さとしてみると決して重いとはいえないなぁ……とは思います.

使用方法

使用方法はマニュアルを見るまでもなくシンプルです.

有線で使いたい場合は,本製品の USB-C 端子と PC等をつなげば特に余計なドライバーなど入れなくてもすぐにつながりますし,Bluetooth の場合は,前面の Bluetooth ボタンを押せばペアリングモード(LED が青く点滅)になるので,普通に接続操作を行うだけです.

備忘録として,少し分かりにくい部分だけ,マニュアルからボタン操作方法とステータス LED が何を示すのかを以下に転載しておきます.

  • 電源ボタン長押し → 着信拒否
ステータス LED
2秒間白色に点灯 USB が PC に接続された
緑色にゆっくりと点灯 着信
部分的に青く点灯 点灯した方向から音を検知した
時計回りまたは反時計回りに青く点灯 音量アップまたはダウン
赤く点灯 ミュートしている
緑色に点灯 電源ボタンを押してバッテリー残量を確認
電源LED
赤色に点灯 充電中
白色に点灯 満充電
赤色に点灯 要充電

なお,スマホアプリとして「Soundcore」というのが用意されていますが,今のところファームウェアアップデート以外のことはできないようで,特に入れなくても問題はなさそうな感じです.ちなみにこのアプリ,Anker の Bluetooth 接続スピーカー,イヤフォンなどと共通のアプリみたいですね.

使用感

全く普通に使えます.スマホ,もしくは PC 単体のスピーカーと比べるとかなり聞こえが良いですし,音の拾いも全く問題ないです.かなり声が聞き取りやすくなります.少人数の会議用スピーカーとして必要にして十分だと思います.

なお,YVC-200W との比較ですが,私には違いが分かりません.多分 Yamaha 独自の音声処理技術が搭載されてる分,聞きやすさは YVC-200W の方が上なんだろうとは思うのですが,横に置いて比べでもしない限り,実感できないんじゃないかなと思います.

と言うことで,普通に使う分については特に何の問題もなく使えるのですが,なぜか,Ubuntu から Bluetooth で接続した場合はマイクをいまのところ認識してくれません(他の Bluetooth ヘッドセットのマイクは認識する).ただし,Ubuntu のヘッドセット周りはいろいろ buggy ですし,私の設定の仕方が悪い可能性も大いにあることにご注意ください.Ubuntu 以外の OS だといまのところ何の問題もなく使えていますし,有線接続の場合は Ubuntu でも普通に使えます.なお,以下に参考用に Linux からどのように見えるのかを示しておきます.

参考(Linux での認識)

以下,参考用に Linux でどのように認識されるのかを示しておきます.

まず,有線接続の場合は Anker ではなく,Actions Semiconductor 製と表示されます.調べてみると,中国のチップセットメーカーの様ですね.

有線接続した場合の palseaudio からの見え方は以下の通りです.会議用スピーカーなのでもちろんハイレゾ入力なんかには対応してません.s16le 2ch 48000Hz での出力です.

Bluetooth で接続した場合は以下の通り.まず,bluetoothctl の表示から.

pulseaudio からの見え方は以下の通りです.sbc 対応のスピーカーとしてA2DP接続されていることが分かります.

なお,本機,音楽用のスピーカーではないですが,スマホや ノートPC 内臓のスピーカーに比べればかなりましな音で鳴ってくれます.もちろん Sony の SRS-HG10 なんかとは比べられないレベルではあるのですが,ビジネスホテルなどでちょっとした音楽を小音量で聴くくらいなら良いのではないかなと思います.

以上!

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