Razer Core X Chroma 雑感

Photo by hyt.

Razer Core X Chroma 雑感です.

いつもの通り結論から言うと,

MacOS にも対応となっていますが,eGPU BOX としては確かに使えるのですが,Gigabit Ethernet は今のところ不安定過ぎて使い物になりません.それ以外は(微妙に蛇がのたくったようなロゴが外せない)作りが良く静かですので特に不満は無いです.

購入理由

唐突な感じもしますが,Razer の Thunderbolt3 外付け BOX の Core X Chroma を購入しました.製品ページは

です.

購入理由は

  1. メインの端末が全て Thunderbolt 対応である
  2. マルチドッグとして安定的な利用が期待できる
  3. Windows と MacOS の両方に対応している
  4. ケースに余裕があり,色々なサイズの GPU,またはそれ以外を利用できる
  5. どうせなら 4K/60Hz で使いたい

だったからです.eGPU が使いたいだけなら Razer Core X で良いのですが,ドッグとして使いたかったので Razer Core X Chroma を選んだ訳ですね.

開封の儀

今回は DOS/V パラダイスさんから購入しました.お値段は5万円を少し超えるくらいです.Razer Core X が3万5000円くらいなので価格差は約1万5000円くらい.ドッグとして使いたかった私の場合は許容範囲でしたが,かなり価格差なのは確かです.

実際に届いたのは注文の2日後で,驚いたことに製品の箱にそのまま発送票が貼り付けられただけのものが送られてきました.

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箱のデザインは黒くてとてもシンプル,ただし,かなり大きいし重たい.多分,小さめの MicroATX のケースの箱くらいはあります.開けてみると,

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のような感じで付属品の入った小さな箱がまず現れました.この付属品の箱を取り出して開けると,中身は,

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のような感じ.説明書と電源ケーブルと Thunderbolt3 ケーブルが入っていました(Thunderbolt3 ケーブルは説明書の下).付属の Thunderbolt3 ケーブルは50cm程度でしょうか.少し短く,筐体をすぐ側で使わないと届かないくらいの長さしかありません.

次に本体を箱から出したのですが,かなり分厚い緩衝材で固定されているせいで,かなり出し難い.

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上の写真を見ての通り半透明な,これもかなり分厚いビニールに包まれた本体が出てきました.緩衝材とビニールを完全に取ると,

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のような本体が現れました.正直,箱を見たときは一瞬後悔するくらい大きく感じたのですが,取り出してみるとそれほどでもない.もちろん,ノートPCに比べるとかなり大きいのですが,これくらいだと机の上でもギリギリ許容範囲かなという大きさだと思います.

さて,これは eGPU BOX で,さらに何か GPU を内蔵させないと実質使う意味がありません.今回はこのためにたまたま手元にある Radeon RX560 を使うことにします.

RX560 を接続するためには,中の PCI-Express スロットを引き出さなければなりませんが,これは,後部にあるかなり大きなレバーを立て,後ろに引っ張るだけで可能になります.

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上は取り付け後ですが,実際にレバーを立てている様子です.

感心したのはこの引き出しがとてもスムーズだったことです.スッという感じで,容易に

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のような感じで中身をみることができます.なお,上記はすでに GPU を取り付け済みですが,この GPU と電源の間に(恐らく)PCI-Express x 1 スロットに刺さった USB3.0 + Ethernet ボードがあります.

ケースは艶消しの黒で,工作制度も高いですし,デザインもシンプルということで,側面にあるロゴ,

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を除けば普通に仕事で使っても全く違和感がありません.正直私の場合はこのロゴ外せれば完璧なのになぁ……って思います.

Gigabit Ethernet についての注意

GPU を取り付ければ,あとはコンセントに本機を接続し,Thunderbolt3 ケーブルで PC とつなぐだけで Windows も MacOS でも eGPU と USB を使い始めることができました.ほぼ全く手間いらずです(もちろん Windows の場合は機種にもよるとは思います).ただし,Gigabit Ethetnet については注意が要ります.

私が試してみた環境は以下の通り.

  1. DELL XPS13 9350 (Windows 10)
  2. Macbook Pro 2017 (MacOS Catalina)

まず,DELL XPS 9350 ですが,これは全てのドライバが自動で導入され,すぐに全機能を使い始めることができました.全く不具合もなく,正直拍子抜けするくらいな感じ.

Macbook Pro 2017 の場合も eGPU と USB の利用については全く問題がありませんでした(MacOS の場合 Geforce 系はダメみたいですね).きちんと Razer Core X Chroma と AMD RX560 と認識されますし,動作も,取り外しを含め問題ありません.しかし,唯一 ,Gigabit Ethernet については,色々困ったことになりました.

まず,困ったことは,MacOS の場合,Razer Core X Chroma 付属の Ethernet を利用するには対応するドライバを入れなければならないことに気が付き難いことです.

Core X Chroma の箱には特にドライバ用の CD などは含まれていませんし,付属のマニュアルにも記されていません.Razer のホームページからドライバを検索しないと出てこないし,おまけにこのドライバー,Catalina に対応してない.

仕方がないので,Gigabit Ethernet のチップの開発元(ASIX の AX88179)の製品ページ

から Catalina に対応したドライバ(ver. 2.15.0)を入れてみたんですが,これまた今のところ全く使い物にならない.小さな転送が断続的に発生する場合は大丈夫なんですが,帯域を使い切るような大容量転送があると高確率で停止し,その後再起動するまで使えなくなってしまうからです.

仕方がないので今のところ当該ネットワークを無効とし,Wi-Fi 経由とせざるを得ず,残念ながら MacOS では今のところは Gigabit Ethernet を使うのを諦めざるを得ない状態です.

Razer Synapse 3 ソフトウェアについての注意

Gigabit Ethernet と同じくわかり難いのが Razer Synapse 3 ソフトウェアです.

Razer Core X Chroma,ゲーミングを意識した機器らしく,いろんな色で光ります.この光り方を変えようとすると要るのがこのソフトウェアで,

から手に入れることができるのですが,このページ,Razer Core X Chroma のドライバダウンロードページからたどれません.また,Synapse 3 ソフトウェアが何をするソフトウェアなのか全く説明がなく,単に How To の質問項目として Synapse 3 ソフトウェアに対応していると書かれているだけ(おまけに英語でしか書かれてない).

おまけに残念ながら MacOS 用は用意されてないです.

正直,個人的には,Razer としては,

Core X Chroma は標準状態でお使いください!これは光るものなんです!

と言いたいんだと思っています.幸いなことにあまり下品にビカビカ光りはしないので,我慢できるレベルではありますしね.

騒音について

全体的な騒音については,当然,本機と組み合わせる GPU が何か,そして,どの程度 GPU を使っているのかにも大きくよります.しかし,少なくとも,

Razer Core X Chroma 自体のファンの音は余程側によらない限りほぼ聞こえない

くらいしかしません.少なくとも本機については騒音を心配する必要はないんじゃないかなと思います.

おわりに

と言うことで,Razer Core X Chroma ですが,全体としては悪くない買い物だったかなと思っています.

正直,Razer Core X Chroma を買うくらいなら(あと使うビデオカードの値段も考えると),あとホンの少し金額を追加すればかなりの性能のゲーミングノートが手に入りますし,体積的にはそちらの方が小さいです.

しかし,Razer Core X Chroma の場合,いつも使っている(持ち歩いている)13インチのモバイルノートPCに強力な GPU を追加できますので,管理するPCの台数を増やさずにもう少しいろいろなことに対応できる.

やっぱり,PC って増えると管理面倒です.アップデートかけないといけないし,いざ,ソフトを使おうとするとどちらか片方のPCにしか入ってなくてイラッとすることってやっぱり多いですしね.Razer Core X Chroma のおかげでそうならずに済んだわけです.

逆に言えば,この辺りを重視するか否かでこのような eGPU BOX を使うのか,それとも別にPCを用意するのかを選べば良いんじゃないかなと思います

以上!

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